1973年51歳で得度したベストセラー作家でもある瀬戸内寂聴師。師僧の今東光師より岩手県にある、荒れ果てた古寺「天台寺」の住職を任される。境内を整備して1983年春、晋山するまでの数々の困難も明るく描く。そして、法話や行事を通じて多くの参拝者を集める様になった、この古刹でのさまざまな人々との出会いを綴る。
読みやすい文章ですらすらと読めるが、生き方について色々考えさせられるところも多い。たまた古書店で目にしてなにげなく買った一冊、これも観世音菩薩のご縁ということかも、、、(合掌)
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